
新居に引っ越したのに、地震が来たら電気が使えない。
そんな不安、まだ「後回し」にしていませんか。
賃貸物件の管理をしていると、震災後に「停電で食材を全部捨てた」「スマホが充電できず安否確認もできなかった」という入居者の声をよく耳にします。
防災備品の中でも、ポータブル電源は「持っていた人の満足度」が特に高い。
この記事では、BLUETTI(ブルーティ)のポータブル電源について、評判・口コミ・他社比較・向いてる人を、賃貸管理の現場目線で正直に解説します。
BLUETTIとは?賃貸住まいの防災に使えるポータブル電源
BLUETTI(ブルーティ)は、2013年に中国・深センで誕生したポータブル電源の専門ブランドです。親会社は蓄電池の研究開発を2009年から行う深圳市德兰明海科技有限公司で、業界でもっとも早い部類に入ります。
日本では「株式会社ブルーティパワー」として東京・千代田区に拠点を置き、PSE認証取得済みの製品を展開。公式通販・楽天・Amazonで購入できます。
BLUETTIの主なラインナップ(2026年4月時点)
| モデル | 容量 | 定格出力 | 目安価格 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| AORA 10 | 128Wh | 200W | 〜3万円台 | スマホ・タブレット充電のみ |
| AORA 30 V2人気 | 288Wh | 600W | 〜5万円台 | 一人暮らし防災・アウトドア入門 |
| AORA 100 V2人気 | 1,024Wh | 1,800W | 〜10万円台 | 冷蔵庫・家電も動かしたい人 |
| AORA 200 | 2,073.6Wh | 2,200W | 〜20万円台 | 長期停電・家族世帯の在宅避難 |
賃貸一人暮らしならAORA 30 V2(288Wh/600W)かAORA 100 V2(1,024Wh/1,800W)が現実的な選択肢です。
AORA 30 V2ならスマホ・LEDライト・電気毛布をカバーでき、AORA 100 V2なら冷蔵庫の稼働(12〜15時間)まで可能。価格差は5万円ほどありますが、「家にいる時間が長い人」はワンランク上を選ぶ価値があります。
企業情報
| ブランド名 | BLUETTI(ブルーティ) |
|---|---|
| 販売事業者 | 株式会社ブルーティパワー(BLUETTI POWER JAPAN Co., Ltd) |
| 所在地 | 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町14番地 |
| 電話番号(サポート) | 047-710-7823(平日 9:30〜17:00) |
| メールアドレス | sale-jp@bluettipower.com |
| 法人番号 | 4021001072452 |
| 日本法人設立 | 2021年 |
| 親会社(本社) | 深圳市德兰明海科技有限公司(中国・深圳) |
| PSE認証 | 取得済み(全日本向けモデル) |
| 保証期間 | 2〜5年(モデルによる) |
| 公式サイト | https://www.bluetti.jp/ |
日本法人が東京に実店舗(秋葉原直営店)を持ち、修理受付・リサイクル回収にも対応しています。「中国製だから不安」という声もありますが、PSE取得・日本拠点のサポート体制の面では競合他社と遜色ありません。
3社比較:BLUETTI vs EcoFlow vs Jackery
ポータブル電源の選択肢として必ず挙がるのがこの3ブランド。それぞれの強みと弱みを整理します。
| 比較軸 | BLUETTI | EcoFlow | Jackery |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 中〜高(セール多い) | 中〜高 | 中〜高 |
| バッテリー種類 | リン酸鉄(全モデル) | リン酸鉄(一部) | リン酸鉄(一部) |
| 充放電サイクル | 3,000〜6,000回+ | 800〜3,000回 | 2,000〜4,000回 |
| 充電速度 | 速い(デュアル充電対応) | 速い(X-Stream最速クラス) | 普通〜速い |
| デザイン | おしゃれ(AORA:カラバリ豊富) | スタイリッシュ | シンプル |
| アプリ連携 | あり(やや使いにくいとの声も) | あり(完成度高め) | あり(シンプル) |
| 日本サポート | 東京・千代田区(直営店あり) | 日本法人あり | 日本法人あり |
| 保証年数 | 2〜5年 | 2〜5年 | 2〜3年 |
| 一人暮らし向け小型機 | AORA 30 V2(288Wh) | RIVER 2(256Wh) | 300 Plus(288Wh) |
| 口コミ評価(Amazon) | 4.2〜4.5 | 4.3〜4.6 | 4.2〜4.5 |
管理会社目線での一言:「防災グッズとして10年以上持たせたい」なら、全モデルにリン酸鉄バッテリーを採用しているBLUETTIは安心感があります。EcoFlowは充電速度が際立って速く、Jackeryはアウトドア使いへの評判が高い。用途と予算で選び分けるのが正解です。
BLUETTIのメリット・デメリット
メリット
- 全モデルにリン酸鉄バッテリー採用で安全・長寿命
- AORA 30 V2はミントグリーン・ペールピンクなどインテリアに馴染むカラー展開
- 電力リフト機能でドライヤーなど高出力家電も使いやすい
- ワイヤレス充電対応モデルあり
- 秋葉原直営店で実機確認・即日購入が可能
- 30日以内値下げ保証(差額返金制度あり)
- 公式セールで最大68%OFFになることも
デメリット
- 1kWh超モデルは10kg超になり持ち運びが重い
- アプリのUI・安定性がやや不満との口コミあり
- 冷却ファンの音が気になる場面あり(静音モードで軽減)
- 価格は安くない(セールを狙わないと損)
- 電力リフト使用時はバッテリー消費が早くなる
ユーザー口コミ・評判(SNS・楽天・公式サイトより)
防災用に買ったけどデザインがよくてリビングに出しっぱなし。いつでも使えるようにしておけるので結局一番使ってます。充電も早くて驚いた。
30代女性 / AORA 30 V2購入者
ソーラーパネルと合わせて使っています。電気代値上げ前に備えられてよかった。ファンの音はほとんど気にならないレベル。
40代 / SNS投稿より
扇風機使用中に40%で電源が落ちたのでメールで問い合わせ。初期不良と認定されすぐ交換してもらいました。今は問題なく快適に使っています。
楽天レビューより
本体性能は満足しているが、アプリのUIが分かりにくく、たまにバグが起きる。ハードウェアの完成度に対してソフトウェアが追いついていない印象。
公式サイトレビューより
防災目的で購入したが、14kgは想定外の重さ。停電時に持ち出す気にはなれない。在宅避難専用と割り切っています。男性向けのサイズ感かも。
50代女性 / AC180購入者
管理会社の補足:賃貸では「持ち出し避難」と「在宅避難」を想定し、用途によってモデルを選んでください。288Wh以下の小型機は避難リュックに入れるイメージで、1,000Wh超は在宅用と割り切ってOK。
向いてる人・向いてない人
BLUETTIが向いている人
- 新居の防災備品としてポータブル電源を揃えたい
- 長く使いたいのでバッテリー寿命を重視する
- インテリアに馴染むデザインにこだわりたい(AORA)
- 定期的なセールでコスパよく買いたい
- 一人暮らしで「冷蔵庫をしばらく動かしたい」という場面に備えたい
- アウトドアと防災を兼用したい
他社を検討したほうがいい人
- とにかく充電速度を最優先したい(→EcoFlow)
- スマホアプリの操作性にこだわる(→EcoFlow)
- キャンプ特化で軽さ最優先(→Jackery)
- 最安値で試したい(→他ブランドの型落ちセール品)
新生活応援セール開催中 — 最大68%OFF
リン酸鉄バッテリー全モデル採用 ▶ PSE取得済み ▶ 日本サポートあり
一人暮らし向け選び方ガイド|容量の目安
「何Wh必要か」の考え方
ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)で表します。「何Wの家電を何時間使いたいか」から逆算します。
| 家電 | 消費電力 | 288Wh(AORA 30 V2)で使える時間 | 1,024Wh(AORA 100 V2)で使える時間 |
|---|---|---|---|
| スマートフォン充電 | 約20W | 約10回〜 | 約40回〜 |
| LED照明 | 約10W | 約20〜24時間 | 約80時間 |
| 扇風機 | 約30〜50W | 約4〜6時間 | 約15〜25時間 |
| 電気毛布 | 約60W | 約3〜4時間 | 約12〜15時間 |
| ノートPC | 約50W | 約3〜4時間 | 約15時間 |
| 冷蔵庫(小型) | 約70〜100W | 約2〜3時間 | 約8〜12時間 |
「停電なんてすぐ復旧するでしょ」は危険な思い込みです。過去の大規模地震では以下のような実績があります。
| 災害名 | 発生年 | 最大停電戸数 | 復旧までの期間 |
|---|---|---|---|
| 東日本大震災 | 2011年 | 約470万戸 | 沿岸部・津波被害地域で1〜3週間以上 |
| 北海道胆振東部地震 | 2018年 | 約295万戸(道内ほぼ全域) | 完全復旧まで最大9日間(札幌市内も数日停電) |
| 熊本地震 | 2016年 | 約47万戸 | 市内3〜5日、震源近くの一部地域は2週間超 |
特に2018年の北海道胆振東部地震では、道内ほぼ全域が同時停電する「ブラックアウト」が発生し、信号・ATM・コンビニまで一斉に機能停止しました。賃貸の一人暮らしでは外部からの支援も届きにくいため、最低3日分・できれば1週間分の電力備蓄を目安にしてください。
スマホ充電と照明の確保だけならAORA 30 V2で十分ですが、食料保存(冷蔵庫)まで考えるならAORA 100 V2以上を選んでください。
賃貸住まいで特に注意すべきポイント
- 置き場所:玄関や寝室のそばに置ける大きさか確認。AORA 30 V2はA4サイズより少し大きい程度
- 重さ:非常持ち出しを想定するなら5kg以下が現実的。AORA 30 V2は約3.9kg
- 充電維持:使わない時は30〜80%で保管。フル充電のまま放置は劣化を早める
- ソーラーとの組み合わせ:ベランダや窓越しに充電できる環境があれば、停電が長引いても電力が補充できる
よくある質問
Amazonで買える小型ポータブル電源(230〜288Wh)を比較|AORA 30 V2と同じ土俵で見る
ここまでBLUETTIを見てきましたが、「同じクラスの他社製品がいくらなのか」を知らないまま買うのは、賃貸の初期費用と同じで比較検討が足りません。本章では、記事前半で一人暮らし向けとして挙げたAORA 30 V2(288Wh/600W)と同じ容量帯・同じ持ち出せる重さで、Amazonでも実際に流通している小型モデルを整理します。
なお、当サイトは現時点でAmazonの商品リンクを掲載していません。下表はリンクなしのスペック比較です。購入時は型番で検索し、そのときの価格・在庫を必ずご自身で確認してください。
| 製品名(型番) | 容量 | 定格出力 | 重量 | 電池 | 価格の目安 (2026年7月時点) |
向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Jackery ポータブル電源 300D | 288Wh | 300W | 約2.5kg | リン酸鉄 (約4,000サイクル後も初期容量の70%以上) |
1万円台後半〜 2万円台 |
とにかく軽さ優先。避難リュックと一緒に持ち出したい人 |
| Anker Solix C300 (型番 A17225Z1 ほか) |
288Wh | 300W | 約4.1kg | リン酸鉄 | 2万円台後半〜3万円台 (希望小売34,990円) |
ポート数とアプリ管理を重視。国内サポートの窓口が分かりやすい方がいい人 |
| EcoFlow RIVER 3 | 230Wh (日本モデル) |
300W (X-Boost時450W) |
約3.5kg | リン酸鉄 (3,000サイクルで80%) |
2万円台前半 | 価格を抑えたい人。UPS切替20ミリ秒未満でルーター保護にも使いたい人 |
| EcoFlow RIVER 3 Plus | 286Wh | 600W | 約4.7kg | リン酸鉄 | 3万円前後 | AORA 30 V2と同じ600W出力が必要な人。電気ケトルなど中出力家電も想定する人 |
※ 価格は2026年7月時点で確認した実売の目安です。ポータブル電源はセール変動が非常に大きく、同じ型番でも時期によって1万円以上動きます。上記はあくまで幅としての参考値で、購入時点の価格を保証するものではありません。
※ Anker Solix C300には、AC出力を持たない「C300 DC」という別モデルがあります。重量も価格も違うので、購入前に型番の末尾まで確認してください。
この容量帯(230〜288Wh)を選ぶメリット
- 持ち出せる重さに収まる:2.5〜4.7kg。避難リュック(防災セットで5kg前後)に加えても、玄関から運び出せる範囲です。
- 2〜3万円で防災の入口に立てる:一人暮らしの入居初期費用に上乗せしても現実的な金額。「何も備えていない状態」から抜け出せます。
- リン酸鉄採用モデルが標準になった:上表の4機種はすべてリン酸鉄。長期保管前提の防災備品と相性が良く、押し入れに数年入れっぱなしでも劣化しにくい設計です。
この容量帯のデメリット・限界
- 冷蔵庫を回し続けるのは無理:230〜288Whでは、小型冷蔵庫の稼働は数時間が限界。食料保存まで狙うなら、記事前半で触れた1,000Whクラスが必要です。
- 定格300Wでは動かせない家電がある:ドライヤー・電子レンジ・電気ケトルの多くは対象外。600W機(RIVER 3 Plusなど)でも、消費電力1,000W超の家電は動きません。
- あとから容量を足せないモデルが多い:拡張バッテリー非対応のモデルが中心です。「とりあえず小さいのを買って、後で増やす」がやりにくい価格帯だと理解しておいてください。
Amazonの小型モデルが向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
|
|
管理会社スタッフとしての本音
この容量帯は、正直どのブランドを選んでも「スマホと照明は確保できる」という結果は変わりません。差が出るのは重さと置き場所です。ワンルームの玄関脇に置けるスペースは、実際に測ると30cm四方あるかどうか。2.5kgと4.7kgでは、夜中に停電した状態で運び出せるかどうかが変わります。
もうひとつ、現場で見てきた落とし穴を挙げます。ポータブル電源は買って満充電のまま放置すると劣化が早い点です。防災備品として押し入れに入れる場合も、半年に一度は残量を確認して30〜80%に戻す運用が要ります。この手間を続けられるかどうかで、「5年後に使えるか」が決まります。逆に言えば、その手間をかける気があるなら、容量は小さくても十分に戦力になります。
まとめ:新居に備えるなら、防災とインテリアを両立できるBLUETTI
BLUETTI(ブルーティ)のポータブル電源は、防災備品として以下の3点が高く評価されています。
- 全モデルにリン酸鉄バッテリー採用で安全・長寿命(3,000〜6,000回以上)
- AORAシリーズはカラーバリエーション豊富で賃貸インテリアに馴染む
- 日本法人・直営店があり、サポート・修理・リサイクルまで完結できる
賃貸の一人暮らしならAORA 30 V2(288Wh/600W)が最初の一台として現実的です。「冷蔵庫も動かしたい」ならAORA 100 V2(1,024Wh/1,800W)を狙ってください。
引越し後の「やること」リストに「ポータブル電源の準備」を加えておくことを、現場スタッフとして強くおすすめします。
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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言その他の専門的助言を行うものではありません。実際の対応は契約内容・事実関係・地域運用・最新の法令によって異なるため、必要に応じて専門家へご相談ください。





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